2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

熊刺し

先日、鹿刺しを紹介しましたが、それよりインパクトがあるのがこの「熊刺し」です。 色が白いのは、これが熊の肉ではなく熊の脂だからです。この珍しい料理ですが、川俣温泉の近くにある「またぎの里」という店で食べることができます。この店では他に「熊汁…

スープ入り焼そば

焼そばにスープがかかっている、というのはラーメンとどう違うのかという疑問が沸きあがります。塩原温泉の「釜彦食堂」は元祖スープ入り焼そばの店であり、ここでは普通にソース焼そばを作り、そこにスープをかけて出してくれます。味は「スープ入り焼そば…

鹿刺し

牛、豚、鶏以外にもおいしい肉はあるもので、馬、猪なんてのは食べたことがある人が多いかもしれません。しかしながら、鹿はなかなか食べる機会がなさそうです。食べてみたのですが、くせが少なくあっさりとして大変美味かったです。馬刺しとセットで食べる…

むじなの湯

栃木県那須塩原市の塩原温泉郷にある新湯温泉には、3つの共同浴場(中の湯、寺の湯、むじなの湯)があります。いずれも硫黄泉の結構なお湯です。「むじなの湯」は温泉集落の中にあり、地元民や宿泊者は24時間入ることができる共同浴場です。「源泉かけ流…

ペヘレイのフライ

聞きなれない名前ですが、「ペヘレイ」という白身の魚がいます。原産地はアルゼンチンのブェノスアイレス州のチャスコムス湖です。大変美味な白身魚で、刺身にしても良し、天ぷらにしても良しですが、今回はフライで食べてみました。淡水魚って美味いですね…

鯉の洗い

鯉といえば佐久鯉が有名です。佐久の鯉は冷たい水で育てるために生育に時間がかかりますが、霞ヶ浦近辺はぬるい水で育てるので生育が早いです。現在は霞ヶ浦周辺で養鯉業を営むところはありませんが、鯉の洗いはこの地方の名産です。酢味噌をつけて食べると…

鯰の蒲焼

茨城県は海の幸、山の幸が豊富な地で、食料の自給が県内で賄えるようなところですが、実は川の幸も豊富です。行方市にある「大形屋」は、そんな川魚を美味く食わせてくれる店です。先日この店で「鯰の蒲焼」に挑戦してまいりました。淡白な白身に脂がのって…

堤温泉

熊本県人吉市には20あまりの共同浴場(温泉)があり、昔の面影を今に伝えています。そんな中にある「堤(つつみ)温泉」は泉質がアルカリ単純泉、源泉かけ流しのまことに結構なところです。他の共同浴場も甲乙つけがたい素晴らしいところなので、ぼちぼち紹…

タイピーエン

熊本県以外ではほとんど食されないが、熊本では給食にでも出るくらいの当たり前の料理です。チャンポンの「麺」が「春雨」に換わったと考えるとわかりやすいと思います。色合いが綺麗なのでなんとなくめでたい気分になる料理です。日本は広いですねえ。まだ…

酒ずし

ご飯の上に捌いた魚をのせれば、お寿司が出来上がります。 しかしながらこの鹿児島の郷土料理「酒ずし」は、仕上げに寿司とほぼ同量の酒を寿司にかけ完成です。ちなみに鹿児島で「酒」といえば「焼酎」です*1。口当たりは「甘い」ですが、あとから強烈に酒の…

奴留湯

熊本県阿蘇郡小国町にある温泉です。この町にある温泉としては「黒川温泉」の方が有名ですが、個人的にはこっちがお薦めです。名前の由来は「奴(やっこ)を留める湯」ですが、その読みの通り「ぬるい」温泉で、泉質は硫黄泉と炭酸泉が同時に味わえるという…

キビナゴの刺身

ニシン目ニシン科キビナゴ属の魚で、春先の産卵時期が脂がのって大変美味です。九州の郷土料理で、このように刺身にして出された日には、焼酎がすすんで仕方ありません。 食べるときに、九州特有の「甘い醤油」をつけるといっそう味が引き立ちます。

殿様湯

指宿と言えば「砂蒸し」が有名ですが、北部にある「二月田(にがつでん)温泉」には、殿様湯(とのさまゆ)という共同浴場があります。浴槽に島津家の家紋である「丸に十字」が付いているのですが、どうも本当に薩摩の殿様が入ったようで、外には「足軽お断…

美人祈願

京都市東山区にある泉涌寺(せんにゅうじ)には、楊貴妃観音堂というところがあります。 そこでは「縁結び」や「安産」のお守りに並ぶように「美人祈願」などというものが!どのへんをどうすれば「美人」なんだろ?ちなみにお守りを売っていたおっさんいわく…