歴史無き地名

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050131i212.htm
南アルプス市だの南セントレア市だのという名前になれてしまえば今更インパクト少なめ。

来年3月27日の合併を目指す千葉県の成東、山武、松尾町と蓮沼村の任意合併協議会は31日、新市の名称を「太平洋市」に決めた。

すいません、最初読んだときに、「おおひら よういち」という人名かと思いました。
「おおひらよういち」だと「大平洋市」なので微妙に違うんですね。

太平洋に面しているのは成東町蓮沼村九十九里海岸線計約8キロのみで、協議会を傍聴した町民らからは驚きの声が上がり、同協議会副会長の古谷淳・松尾町長は「決してパシフィック・オーシャンの意味ではない。大きな希望を持った平和な市と理解してほしい」と釈明した。

その釈明から行けば「大平洋市」じゃねえの?それとも「太い」希望なんですか?

高知県の中野祐介・市町村振興課長は「太平洋は高知県の“財産”でもあるが、使うなとは言えない。名前に負けない立派な市にしてほしい」と話している。

このコメントもよくわからないです。なんで太平洋といえば高知県なんでしょうか?
地名なんてものは歴史と関わりがあるものだけど、新しい自治体の名称決定は会社の新製品のネーミング募集のレベルに落ちているというか、そういう決め方はそもそもよろしくないんじゃ?